肺癌の予後の改善とQOL(生活の質)の改善を目指す呼吸器外科

近年肺癌の発生頻度が上昇し、癌死の死亡原因の1位が男女共に肺癌となっています。肺癌の予後改善のためには癌の早期発見と可能な限り外科的治療を行うことが重要です。このため当科では健診センター、呼吸器内科、関労クラブ、周辺の医療施設と密接な連携をとり、胸部レントゲン写真で発見された異常陰影に対して速やかに診断をつけ手術治療を行っています。術前に診断の困難な微小病変に対しても積極的に診断と治療を兼ねた低侵襲の胸腔鏡下手術を行い早期肺癌の段階で治療しています。また塵肺等の低肺機能例や80歳以上の高齢者に対しても侵襲の少ない縮小手術で生活の質を落とさないように手術を行っています。1997年から2003年7月までの累計肺癌手術例数は168例で手術死亡は0例、進行期I期(リンパ節転移の無い早期肺癌)の5年生存率は90%、進行期III期(縦隔リンパ節に転移のある進行型肺癌)の5年生存率は59%でした。2002年度実績は肺癌37例(胸腔鏡下15例)肺良性腫瘍7例(胸腔鏡下6例)縦隔腫瘍6例、気胸12例でした。

スタッフ

部長:村田 弘 部長:村田 弘隆 第2部長:安岡 高志 第2部長:安岡 高志
副部長 井上 和重

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