リハビリテーション科は昭和28年当院開院当初から理学診療科として始まり、長年にわたり急性期医療、障害の医療に取り組んできました。県下でもいち早くリハビリテーション総合承認施設、言語療法の承認を受けています。勤労者医療推進の立場から労働災害、作業関連疾患、生活習慣病への対応や地域リハビリテーション推進の立場から脳血管障害、脳外傷・脊髄損傷・スポーツ外傷などによる後遺障害に対し地域医療機関との連携にも力を注いでいます。


高度先進医療を含む勤労者医療の更なる向上に向けて、リハビリテーション医療機器を開発、導入を図る中でより高度に集約化され、かつ効率の高い、安全なリハ医療の構築と主として、急性期・回復期リハ医療の構築をめざす。
● リハビリテーション科臨床業績
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心大血管リハビリテーション(I)、脳血管疾患等リハビリテーション(I)、運動器リハビリテーション(I)、呼吸器リハビリテーション(I)、回復期リハビリテーション病棟
リハビリテーション科入院19床(うち15床は回復期リハビリテーション病棟)、理学療法部門の運動療法室・水治療室、作業療法室・日常動作訓練室、各種スイッチを利用した重度障害者用のパソコンや環境制御装置、個室形式の言語療法室、屋外訓練場、測定機器として心臓リハビリテーション用エルゴメーター・トレッドミルと呼気ガス分析装置、バイオデックスによる筋力測定、筋電計など。
理学療法部門において、治療領域は、整形外科、脳外科が中心ですが、特に近年、循環器領域での急性心筋梗塞に対する運動療法、また内科・外科領域での呼吸理学療法、廃用症候群の予防、改善、スポーツ整形外科等での治療を積極的に行い、患者様の早期の社会復帰に貢献しています。また、勤労者医療として生活習慣病に関するアプローチの検討を行っています。部門の専用面積は1,406.23m2あり、主な部屋は、運動療法室435.68m2、水浴療法室168.09m2、物理療法室97.24m2、検査測定室100.72m2などを有しています。また、理学療法部門と作業療法部門の間に屋外訓練場を設置し、院外の道路の路面状況、階段、踏み切り、バスの乗降、スロープ等の訓練を常時できるようになっています。機器において、認可に必要な治療用設備・機器以上に、歩行訓練用プール、筋電計、運動負荷機器、筋力測定機器等客観的評価を行うための機器も揃えられています。
作業療法部門においては、治療領域は、整形外科、脳外科、神経内科が中心ですが、手の外科の領域、重篤な頚髄損傷の環境・機器の調整等において多くの実績があります。部門の専用面積は
454.25m2で、その内容は作業療法室・ADL室371.60m2、木工・金工・陶芸室59.85m2、和室10.49m2などとなっています。機器においては、理学療法部門同様、認可に必要な設備・機器以上に、特殊な車椅子、身体障害者用PC、簡易環境制御装置、当院作業療法部門スタッフが開発・設計に関わった患者様の自宅の玄関・風呂・トイレ等を再現し、動作シミュレーション・訓練が行えるADL空間ユニット等を有しています。
言語療法部門において、治療領域は、脳外科、神経内科中心ですが、早期のコミュニケーションの確立を目指しベットサイドにも積極的に取り組んでいます。また、高次脳機能に関しても多くの実績がございます。また、言語障害のある患者家族会の運営の援助も行っています。部門の面積は91.34m2で、個別療法室が3室13.61m2、12.15m2、24.21m2、集団療法室が41.37m2などとなっています。
その他に、義肢・装具製作室45.79 m2を備えて、補装具に関して外部の業者がより迅速に必要な修理を行えるように便宜を図っています。共通部門としてはセラピスト記録室101.47m2、面談用カンファレンス室20.08m2、患者受付室17.86
m2などを有しています。
各診療科からの患者様の診察・訓練依頼に関して、リハ医はすみやかに依頼患者様を診察し、処方箋および総合リハビリテーション実施計画書を作成しています。
処方箋(訓練内容・回数・負荷程度・種目)に基づき担当療法士(PT、OT、ST)を決定します。各療法別の訓練時間を決定し、病棟へ連絡し、次の日から訓練開始します。しかし、緊急を要する場合は、処方日より訓練を開始しています。
入院患者様に関しては、毎週のリハ再診において、訓練内容の変更・継続、治療方針、スモール・カンファレンス開催の決定等を行っています。
整形外科領域・脊髄損傷、脳血管障害、脳外傷、切断が多くを占めますが、近年は呼吸器疾患・胸腹部術後の呼吸理学療法、心臓リハビリテーション、各種嚥下障害への対応、作業関連疾患・生活習慣病への対応も増えています。また人工呼吸器依存高位頸髄損傷患者のリハビリテーション、在宅復帰への援助も積極的に行っています。義肢・装具・車椅子の相談も受け付けています。
各診療科と患者様の治療方針、ゴール、入院期間等を協議するカンファレンスを行っています。また、必要に応じて個別のスモール・カンファレンスを行っています。
各定例カンファレンスには下記のものあります。
治療方針、ゴール、入院期間についてより詳細な協議が必要な場合は、患者様本人、その家族、リハ科医師、主治医、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャル・ワーカーなどの各担当者により病棟内面談室で行っています。
質の高い訓練を早期より開始し、早期に自宅または職場復帰に結びつくことを目標に、毎週リハ科部長を中心に各診療科の医師を交えカンファレンスを開催しています。また関連職種が一同に会し各患者様・家族の方々を交えたカンファレンスを随時、積極的に開催しています。
回復期リハビリテーション病棟(52床)では、骨盤・下肢骨折などの整形外科疾患、脳血管障害、脊髄損傷などの患者様のリハビリテーションを行っています。
当院の急性期病棟だけでなく、地域の急性期病院からも患者様を受け入れています。
多職種が連携をし、患者様の機能回復・在宅復帰をお手伝いできるよう、スタッフ一同、質の向上に向けて日々努力しております。
また当院は、平成16年に兵庫県から阪神南圏域(尼崎市)リハビリテーション支援センターに指定され、地域リハの質の向上、連携強化に関わっています。また日本リハビリテーション医学会卒後医師研修認定施設、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の教育機関として、多くの研修医・実習生を受け入れています。
専従医師はリハ科専門医3名。理学療法士17名、作業療法士7名、言語聴覚士3名、リハ科看護師1名、助手3名。
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部長:住田 幹男 | ![]() |
第2部長(兼):瀧 琢有 |
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第3部長:両角 隆一 | ![]() |
副部長(兼):鳥塚 之嘉 |
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技師長:大瀧 俊夫 |
| 医員 | : | 土岐 明子 |
| 医員 | : | 西口 真意子 |