関西労災病院の初期臨床研修の概要

大武 慧子
臨床研修
自分に厳しくありたい
小学校の頃、テレビや映画に登場する医師がカッコよく見えました。 その延長で医学部に入り、現在は研修医生活を送っています。 もちろんカッコいいだけですまされるはずもなく、体力的にも精神的にもハードです。 とくに関西労災病院は急性期の患者様が多く、ほとんど眠れないこともありました。
でも、どんなに疲れていても、同じ質で仕事をこなしていかなければなりません。 医師の先生方の意識も、きわめて高いものがあります。 自分に厳しくあろう、そう思う毎日です。

臨床研修
人として患者様を尊重する
大きな病院ですので、積極的に自分から求めていけば、手技から知識まで得るものも大きいと思います。 専門の先生もたくさんいらっしゃいますから。
加えて、実際にさまざまな患者様と接するようになって、人として得られる部分も多くあります。相手を人間として尊重し、コミュニケーションを図っていくこと。最近は技術的な向上以上に、こうした人との交流に喜びを覚えます。

臨床研修
決断力をもった医師をめざして
今後は女医として、優しさのなかにも決断力をもった存在になっていきたいですね。 患者様と親密になっていくことも喜びではありますが、それもしっかりとした治療方針が示せてこそです。
将来的には、自ら接してきた症例を資料としながら、臨床と研究の両立を図っていきたいと考えています。

臨床研修
整形外科医を志して
まもなく初期研修医としての2年間がすぎ、3年目はこのまま関西労災病院の整形外科でお世話になる予定です。中学・高校の頃から将来医師になりたいと思っていた一方で、野球にも熱を入れていました。 ところが、高校1年のときに膝を痛め、手術を受けることになりました。一度はあきらめかけていた野球を再び全力ですることができるようになり、今でも主治医の先生に感謝しています。
整形外科を志したのは、それがきっかけです。
研修先として当病院を選んだのも、整形外科が充実していることがあります。それに、地理的にも大学に近く、施設・設備も整っていました。

大武 慧子
臨床経験で手技・知識を蓄積
関西労災病院では同期の研修医が8人。 これは同規模の病院としてはやや少なく、当直もすぐに回ってきます。 その分、多様なケースに接することができ、知らないうちに手技や知識が蓄積されます。 研修医として働く目的の一つに、プライマリー・ケアの力をつけることがありますが、多くの患者様と接することで成果があったと思います。
また、自分の現在の力が把握でき、自分なりの“線引き”ができるようになった点は大きいでしょう。
つまりここまでは自分でできる、ここからは専門の医師が必要という判断力です。

専門分野を深めて臨床に活かす
整形外科の特徴として、たとえば手術の効果が目に見えて現われます。 あきらかに生活の質が上がるんですね。 それは大きなやりがいです。高齢化社会に突入した今、整形外科の必要性は今後も高まっていくことでしょう。
今のところは未定ですが、個人的には整形外科を一通り経験したうえで、そのなかから専門分野を見つけ、いったんは大学に戻って研究を深めるつもりです。 それをまた臨床に活かしていきたいですね。

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