

第20回 阪神アスリハ研究会 AEDなど救命救急の講演と実技
【開催日】 2005年6月23日(木)
【講 師】 尼崎西消防局 南口 義勝 |
関西ろうさい病院 リハビリテーション診療科
理学療法士 福井 浩之 |
平成17年6月23日、当院勤労者予防医療センター 阪神アスレチックリハビリテーション研究会主催のもと、尼崎西消防局
南口 義勝講師、他6名の講師陣を迎え、「AED(自動体外式除細動器)の講演と実技」が行われた。
「道端に人が倒れている。意識がなく呼吸が停止している。」このような場面に誰がいつ遭遇するかわからない。呼吸停止の原因の多くは「心室細動」という心臓の病気である。この病気から身を守る唯一の方法が除細動器による電気ショックである。呼吸が停止してから時間が経つにつれ、助かるチャンスも減少していき、助かるチャンスは1分経過するごとに7〜10%失われると言われている。5分経過すれば助かるチャンスは50%以下になってしまう。救急車を呼んでから現地に救急車が到着するまでに平均約6分かかると言われており、また、昨年までは除細動器の一般市民の使用は禁止されており、人肺蘇生法のみの救命処置であったため、助かるチャンスが低かった。
それが、昨年7月より、救命のためであれば、一般市民にも除細動器の使用が許可されるようになった。一般市民にも使用可能な除細動器、これをAED(自動体外式除細動器)という。現在AEDは駅や空港などに設置されてきており、今後、公共施設などにも設置されていく予定である。一般市民による人肺蘇生法とAEDの使用により、多くの人の命を救うことが可能となった。
実技では、人形を用いて実際の場面を想定し、人肺蘇生法とAEDの使用方法について体験した。人肺蘇生法を行うときに重要なことは3つの確認と3つの行動である。3つの確認とは意識・循環・呼吸の有無の確認であり、3つの行動とは、人に助けを呼ぶ・人工呼吸・心臓マッサージである。AEDが現場に到着するまでこの3つの確認と3つの行動を継続して行うようにする。AEDについては一般市民にも使用可能なように簡潔に作られており、電源を入れれば、一連の操作を音声によるアナウンスが流れそのアナウンスに順じて行えばよいのでとても簡単である。また、AEDには心電図が本体に内蔵されており、その人に合わせて電気ショックが必要か否かを機械が判断してくれるため、安心して取り扱うことができるようになっている。
南口講師をはじめとする他6名の講師の方々のお話、実技は詳しく、とてもわかりやすかったので、実践したことのない私もよく理解することが出来ました。途中緊急連絡が入り3名の講師の方が出動され、このような現場に遭遇することが身近にあるということを実感いたしました。このような現場に遭遇した場合、この講習会で学んだことを活かすことが出来ればと思います。最後になりましたが、お多忙の中、貴重な講演ならびに実技指導、またこのような講習会を開いて下さいました先生方に厚く御礼申し上げます。
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<参加者>
■参加者 計41名
■アンケート回収数 36枚(回収率 88%) |
| 医師 |
2名 |
| 理学療法士 |
15名 |
| 作業療法士 |
1名 |
| 保健師 |
1名 |
| 管理栄養士 |
1名 |
| トレーナー |
8名 |
| 学生 |
10名 |
| 大学の講師 |
4名 |
| 関西ろうさい病院 |
14名 |
| 西宮渡辺病院 |
4名 |
| フジタ病院 |
2名 |
| 四条畷学園大学 |
3名 |
| 武庫川女子大学 |
10名 |
| 同志社大学 |
1名 |
| マックスポーツ武庫川 |
6名 |
| 不明 |
1名 |
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<アンケート集計>
| 内容はいかがでしたか?
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| 大変良かった |
29人 |
81% |
| 良かった |
6人 |
17% |
| 普通 |
1人 |
3% |
| 今ひとつ物足りない |
0人 |
0% |
| 不満 |
0人 |
0% |
| 難易度はいかがでしたか? |
| 大変難しい |
0人 |
0% |
| 難しい |
18人 |
50% |
| 普通 |
13人 |
36% |
| 易しい |
4人 |
11% |
| 易しすぎる |
0人 |
0% |
| 今回の救命救急は実践できそうですか? |
| はい |
19人 |
53% |
| なんとも言えない |
17人 |
47% |
| いいえ |
0人 |
0% |
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<コメント>
●内容について
- 普段できない経験をさせて頂けたので良かったです
- 現実味ある内容であり、すぐにでも実践できるように考えられたプログラムだと思う
- AEDのことを知らなかったので、実際に目で見て触ることもできたので良かった
●難易度について
- 自動車の講習でやってから1年も経っていないはずなのに、忘れてしまっていることがたくさんあった
- 今は分かっているけれど、時間と共に忘れる点があると思うので何度か機会があれば練習しておきたい
- 実際にやってみないと覚えられないと実感しました
●実践について
- 実際の場面では焦りもあり、上手く行えるかわかりませんが知ることで少し余裕が生まれると思います
- イメージトレーニングだけでは無理があり、実技をしていれば少しは対処できるのではないかと思う
- AEDが一般の人にも使いやすくなっているということが良く分かりました
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