アスレッチクリハビリテーション 過去の研究会レポート

第22回 阪神アスリハ研究会

<テーマ1>ACL損傷の診断と治療
<テーマ2>ACL損傷後の種目別メディカルリハ
<テーマ3>ACL損傷後の種目別アスレチックリハ


【開催日】 2006年2月16日(木)
【講 師】 テーマ1:関西ろうさい病院 スポーツ整形外科/医師 鳥塚 之嘉
      テーマ2:四條畷学園大学 理学療法専攻/理学療法士 小柳 磨毅
      テーマ3:武庫川女子大学 文学部健康スポーツ科学科
            /アスレチックトレーナー 小柳 好生

参加者感想

スポーツインテリジェンス 片岡 淳


 初めて研究会に参加させていただきました。今回の膝関節前十字靭帯損傷(以下ACL損傷)について、診断、術後から競技復帰までがテーマになっていました。私は現在トレーナーとして競技スポーツの現場でトレーニングやアスリハの指導を主に行っています。ACL損傷はスポーツ傷害の中でも競技復帰までに時間のかかる傷害の一つであり、私も何度かアスリハの指導をしたことがあります。


 今回最初にACL損傷の診断と治療についてお話を聞かせていただきました。私のようなトレーナーには、普段見ることのできない関節内部の画像やMRI、徒手検査法など見ることができ、大変わかりやすく参考になりました。 つづいてACL損傷後の種目別メディカルリハということで、リハビリ初期段階からアスリハまでのお話を聞かせていただきました。ここでは、より安全にそして効果的にリハビリを進めていく上でさまざまな方法を学ぶことができました。やはりリハビリを進めていく上で重要なことの一つにリスクを管理することの重要性を再認識しましたし、工夫することでさまざまな方法でリハビリを行えることを知ることができました。


  最後にACL損傷の種目別アスリハということで、特にバスケットボールの選手への競技復帰に向けての専門的な動きを映像を交えて紹介していただきました。私も現在女子バスケットボールの選手の指導をしていることもあり、興味深く拝見させていただいました。アスリハを進めていくためには、その競技特性を十分に理解しておかなければならないことや、一つ一つの動作の中に注意をして見なければならないポイントがさまざまあり、大変参考になりました。


  ACL損傷について診断、治療〜メディカルリハ〜アスリハと一連の流れの中で今回お話をしていただいたことで、大変わかりやすく聞くことができました。私のようなトレーナーとしては、アスリハに携わることが多いと思いますが、診断、治療、メディカルリハを理解することで、選手をリスク管理し、段階的なリハビリをすることができると思いました。また機会がありましたら研究会に参加させていただきたいです。ありがとうございました。

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アンケート

<参加者>

■参加者 計86名
■アンケート回収数 
64枚(回収率 74%)
参加者の職種の内訳 人数
医師 4名
理学療法士 40名
トレーナー 11名
鍼灸師 2名
柔道整復師 1名
保健師 1名
管理栄養士 1名
監督・コーチ 1名
選手 1名
学生 18名
不明 6名
計86名
参加者の所属機関の内訳 人数
関西ろうさい病院 11名
西宮協立脳神経外科病院 7名
尼崎医療生協病院 5名
大阪労災病院 5名
大阪第2警察病院 2名
大阪大学医学部附属病院 3名
星が丘厚生年金病院 4名
行岡病院 4名
偕生病院 2名
明和病院 2名
ガラシア病院 1名
西宮渡辺病院 1名
北神みどりクリニック 1名
joy plus 鍼灸整骨院 1名
杭瀬クーガース 1名
スポーツインテリジェンス 2名
シティスポーツクラブ尼崎WOODY 3名
グンゼスポーツクラブ
つかしん
2名
マックスポーツプラザ武庫川 2名
芦屋市文化振興財団  1名
四條畷学園大学  1名
神戸東洋医療学院 1名
市立尼崎高校 1名
武庫川女子大学 11名
履正社学園コミュニティスポーツ専門学校 9名
不明 3名
計86名

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【アンケートの詳細】
テーマ1 ACL損傷の診断と治療
テーマ2 ACL損傷後の種目別メディカルリハ
テーマ3 ACL損傷後の種目別アスレチックリハ

<テーマ1 ACL損傷の診断と治療>

●アンケート集計

内容はいかがでしたか?
大変良かった 29人 47%
良かった 27人 44%
普通 5人 8%
今ひとつ物足りない 1人 2%
不満 0人 0%

難易度はいかがでしたか?
大変難しい 1人 2%
難しい 7人 11%
普通 35人 57%
易しい 18人 30%
易しすぎる 0人 0%

●コメント

<内容について>

  • ACL損傷後での半月板の膝安定性寄与の内容は興味深かった
  • ACL再建後の強度は3か月頃が一番低いのがおどろいた
  • OP室での評価や画像を多く見れて良かった

<難易度について>

  • 靭帯などの細かい事は難しかった
  • 関節鏡の画像や各テストが動画で見られ、分かりやすかった
  • ゆっくりとした丁寧な説明でわかりやすかった

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<テーマ2 ACL損傷後の種目別メディカルリハ>

●アンケート集計

内容はいかがでしたか?
大変良かった 32人 50%
良かった 31人 48%
普通 1人 2%
今ひとつ物足りない 0人 0%
不満 0人 0%

難易度はいかがでしたか?
大変難しい 0人 0%
難しい 16人 25%
普通 46人 73%
易しい 1人 2%
易しすぎる 0人 0%

●コメント

<内容について>

  • アイデアがたくさんのリハ場面が紹介されていて興味深かった
  • 臨床で役立てられる事がたくさん聞けてよかった
  • 様々なトレーニングでの可能性を研究されているのが大変おもしろかったと思います

<難易度について>

  • トレーニング方法や注意点などわかりやすかった
  • 様々な肢位でのトレーニングを検証した上での説明であったので理解しやすかった
  • 健側と患側の違いを並べてくれたのでわかりやすかった

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<テーマ3 ACL損傷後の種目別アスレチックリハ>

●アンケート集計

内容はいかがでしたか?
大変良かった 9人 15%
良かった 31人 50%
普通 16人 26%
今ひとつ物足りない 6人 10%
不満 0人 0%

難易度はいかがでしたか?
大変難しい 0人 0%
難しい 11人 20%
普通 41人 73%
易しい 4人 7%
易しすぎる 0人 0%

●コメント

<内容について>

  • 動きを見る大事さを痛感した。
  • 自分が担当している新体操の練習中の動きを再確認しようと思いました
  • トレーナーの先生がどのような観点で評価などされているかよくわかりました

<難易度について>

  • 動きをぱっと見て何が悪いとかはすぐにわからないけど、何パターンか見せてくれたのでわかりやすかった
  • 見るポイントはわかったが、具体的メニューや他の競技の場合も聞きたかった
  • バスケット競技の特性についてよくわかった

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