

| 第23回
阪神アスリハ研究会
<テーマ1>少年野球における投球障害の診断と治療
<テーマ2>少年野球メディカルチェック事業の現状と問題点
<テーマ3>少年野球メディカルチェック事業の今後
<テーマ4>投球障害の予防方法
【開催日】 2006年7月20日(木)
【講 師】テーマ1:関西ろうさい病院 整形外科/医師 田野
確郎
テーマ2:武庫川女子大学 文学部健康スポーツ科学科/医師 相澤
徹
テーマ3:武庫川女子大学 文学部健康スポーツ科学科/副手 松岡
紗也香
テーマ4:四條畷学園大学 リハビリテーション学部/理学療法専攻 境
隆弘
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私は今、少年野球のコーチをしています。以前から野球障害(肘、肩、腰、膝)には興味をもっていました。なぜなら、私自身も小学生時代の野球にて肘を痛め、腰は分離症になり、その後の野球生活において支障をきたしたからです。
少年野球のコーチになったきっかけは息子が入団したこともありますが、できるだけ子供達に野球障害を起こさせないようにという思いからでした。
実際少年野球に携わってみますと、1試合7イニングあり(高学年より)、平均100球を投げないと試合を終えることができません。1日に2試合、2日で4試合ということもあります。少子化のこの時代なかなか複数の技量をもった投手を作れないのが現状であり、1人の子に負担を背負わせている状態です。理想の投球数(50球)とは程遠い内容です。また、指導者の中にはどんどん投げろ、1日に2試合投げるのも当然それぐらい投げないとチームも勝てないし、その子も上達しない。精神的にも強くなれない。もし障害になり野球ができなくなればその子の運命だと思い、あきらめるしかないという指導者もいます。野球障害の予防策は指導者の意識改革が一番重要だと思います。その為には、今回実施された研究会を数多くの指導者に受講させるべきだと思います。研究会では、実際野球障害で苦労した人の体験談なども取り入れるとさらに質が向上すると思います。
不幸にも障害が発生すれば軽度なうちに対応する。その為にはよい病院へ行くことだと思います。子供達には痛くなったらすぐ申し出ること。これが大事だと思います。過保護気味でよいと思います。ただ病院にも色々な病院があります。私は小学生時代から何箇所も病院に行きましたが、正確な診断をしてもらえず悩んだ経験がありました。正確に野球障害を診断できる整形外科医院が増えることを望んでいます。身近にそういう病院があれば、重症になる前に気楽に病院へ行けて適切な処置ができると思います。
今回の研究会にて、メディカルチェックのお話がありましたが、大変よい活動だと思います。少年野球、中学の軟式野球ともっともっとメディカルチェックを実施していただいて欲しいと思います。そのような活動を通して、野球障害の大きな予防になると思います。子供達の野球障害がなくなり、高校、大学、社会人になっても好きな野球を楽しくさせてあげたいです。
最後に、今回はとても有意義な研修会でした。野球障害については独学で勉強しておりましたが、本日の研究会にて詳細にわかりやすく、発表していただき大変参考になりました。これからも、指導者、病院側の大人達が正しい知識を持ち、子供達が安心してプレーできるようにサポートしていかないとダメだと思います。本日はどうもありがとうございました。
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<参加者>
■参加者 計49名
■アンケート回収数 35枚(回収率 71%) |
| 参加者の職種の内訳 |
人数 |
| 医師 |
7名 |
| 理学療法士 |
18名 |
| トレーナー |
3名 |
| 鍼灸師 |
2名 |
| 柔道整復師 |
2名 |
| 保健師 |
1名 |
| 管理栄養士 |
1名 |
| 監督・コーチ |
7名 |
| 学生 |
6名 |
| 教員 |
1名 |
| 不明 |
1名 |
| 計49名 |
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| 参加者の所属機関の内訳 |
人数 |
| 関西労災病院 |
8名 |
| 尼崎スポーツ少年団野球支部 |
7名 |
| 武庫川女子大学文学部健康・スポーツ科学科 |
6名 |
| 渡辺接骨院 |
5名 |
| 星ヶ丘厚生年金病院リハビリテーション部 |
3名 |
| 明和病院リハビリテーション科 |
2名 |
| 尼崎市スポーツ振興事業団記念公園体育館 |
1名 |
| 大阪大学医学部附属病院スポーツ整形外科 |
1名 |
| 大阪電気通信大学医療福祉工学部 理学療法学科 |
1名 |
| 大阪労災病院リハビリテーション科 |
1名 |
| 武部整形外科 |
1名 |
| たちいり整形外科 |
1名 |
| 中野整形外科 |
1名 |
| フジタ病院 |
1名 |
| 北神みどりクリニック |
1名 |
| わたや整形外科 |
1名 |
| 亀井整形外科医院 |
1名 |
| 近畿大学附属高校 |
1名 |
| 四條畷学園大学リハビリテーション学部 |
1名 |
| 藤本病院リハビリテーション科 |
1名 |
| 大澤整形外科 |
1名 |
| 大村整形外科 |
1名 |
| 不明 |
2名 |
| 計49名 |
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<テーマ1 少年野球における投球障害の診断と治療>
●アンケート集計
| 内容はいかがでしたか? |
| 大変良かった |
7人 |
22% |
| 良かった |
16人 |
50% |
| 普通 |
8人 |
25% |
| 今ひとつ物足りない |
0人 |
0% |
| 不満 |
1人 |
3% |
| 難易度はいかがでしたか? |
| 大変難しい |
0人 |
0% |
| 難しい |
11人 |
35% |
| 普通 |
18人 |
58% |
| 易しい |
2人 |
6% |
| 易しすぎる |
0人 |
0% |
|
●コメント
<内容について>
- レントゲンもあり、イメージがつき、理解しやすかった。
- 患者への説明の参考になった。
- 青少年に多い投球障害が理解できた。
<難易度について>
- 整理されていて理解しやすかった。
- 少し早くてついていけない事があった。
- 治療過程がよくわかった。(手術などのタイミング)
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<テーマ2 少年野球メディカルチェック事業の現状と問題点>
●アンケート集計
| 内容はいかがでしたか? |
| 大変良かった |
14人 |
41% |
| 良かった |
15人 |
44% |
| 普通 |
5人 |
15% |
| 今ひとつ物足りない |
0人 |
0% |
| 不満 |
0人 |
0% |
| 難易度はいかがでしたか? |
| 大変難しい |
0人 |
0% |
| 難しい |
0人 |
0% |
| 普通 |
23人 |
74% |
| 易しい |
8人 |
26% |
| 易しすぎる |
0人 |
0% |
|
●コメント
<内容について>
- 少年野球の現状が良くわかり、成長期の投球の危険性も再度理解できた。
- 早期発見、早期治療の大切さがよくわかった。
- 現場と病院とのつながりなどが明確に理解できた。
<難易度について>
- 大変わかりやすかった。
- 問題点がわかりやすく、今後参考にしたいと思います。
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<テーマ3 少年野球メディカルチェック事業の今後>
●アンケート集計
| 内容はいかがでしたか? |
| 大変良かった |
7人 |
20% |
| 良かった |
14人 |
40% |
| 普通 |
12人 |
34% |
| 今ひとつ物足りない |
1人 |
3% |
| 不満 |
0人 |
0% |
| 難易度はいかがでしたか? |
| 大変難しい |
0人 |
0% |
| 難しい |
1人 |
3% |
| 普通 |
21人 |
60% |
| 易しい |
11人 |
31% |
| 易しすぎる |
0人 |
0% |
|
●コメント
<内容について>
- 選手、指導者の意見、アンケートもあれば二次検診率アップに役立つのでは・・
- 二次検診受診率の向上につなげる為の試行錯誤を知ることができました。今後に期待します。
- 指導者、関係者の意識の向上、病院との連携の大切さが理解できた。
<難易度について>
- 説明、お話、大変理解しやすかったです。
- テーマ2の繰返しのようで少し易しいと思う。
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<テーマ4 投球障害の予防方法>
●アンケート集計
| 内容はいかがでしたか? |
| 大変良かった |
14人 |
23% |
| 良かった |
15人 |
24% |
| 普通 |
6人 |
10% |
| 今ひとつ物足りない |
0人 |
0% |
| 不満 |
0人 |
0% |
| 難易度はいかがでしたか? |
| 大変難しい |
0人 |
0% |
| 難しい |
4人 |
7% |
| 普通 |
26人 |
46% |
| 易しい |
3人 |
5% |
| 易しすぎる |
0人 |
0% |
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●コメント
<内容について>
- トレーニング強度、順番などがあれば良いと思う。独特なトレーニングがあれば知りたいと思う。
- 局所的な障害を全身的な影響から説明いただき勉強になりました。
- 肘だけの問題でなく柔軟の重要性を再確認した。
<難易度について>
- 障害のメカニズム、チェック、対策とわかりやすかった。
- 各選手に対して適切なチェックやトレーニング負荷などの決定するなどの判断が難しいかと思います。
- 投球動作の各期においてチェックポイントやトレーニングなどわかりやすかったです。
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