

予防医療ネットワーク 第3回研修会
<講演内容> 「エクササイズガイド2006で“運動支援”を」
【開催日】 2007年3月14日(水)
【講 師】 大阪労災病院勤労者予防医療センター
健康運動指導士 飛知和弓子先生
【体力測定】 大阪労災病院勤労者予防医療センター
関西労災病院勤労者予防医療センター
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企業健康保険組合勤務
保健師 寺原 京子 |
昨年、厚生労働省より「エクササイズガイド2006」が出されましたが、実際に運動支援する際にどう活用すればよいのか戸惑っている産業保健職の方も多いのではないでしょうか。かくいう私も戸惑っている一人であり、きちんと理解したうえで適切で効果的な運動支援ができるようになりたいと思い、今回の研修に参加させていただきました。
研修では、まず「エクササイズガイド2006」に関する丁寧な解説があり、そのうえで、どのように評価・目標設定・実践を行っていくのかを、実技を交えながら具体的にご指導いただきました。自分の身体活動量をチェックシートに書き出してみたり、保健指導の場で手軽に出来る体力テストを体験したり、運動支援の流れを自分で体験することができましたので、どのように支援すればよいのかをクリアにイメージできるようになりました。
最近の調査では、運動習慣を持たない国民が3分の2以上であり、その理由の第1位は「仕事(家事・育児)で時間がないから」だそうです。こうしたデータから見て、運動支援する場合、特別に場所と時間を設けて行う運動ではなく、何かをしながら運動するという「ながら運動」を勧めたほうが良いとの講師の説明に納得しました。研修で教えていただいた「おなかひっこめ運動」「お手軽腹筋運動」などの補強運動は何かをしながら手軽に出来ますので、今後ウォーキングと併せてお勧めしていきたいと思いました。
また、講演の後に、いろんな器具を用いた体力測定を楽しく体験させていただきました。他人に運動支援する前にまず自分の体力を知ることも大切ですね。自分の体力を知り、どのように向上させていくかを考え実践していく過程で、運動支援される側の気持ちが理解できたり、より具体的なアドバイスが出来るようになることでしょう。
産業保健の現場ではスタッフの人数が限られており、保健指導はしても運動・栄養の支援まではなかなか行き届かないことが多いですが、労災病院の勤労者予防医療センターには医師・保健師・理学療法士・管理栄養士などの各専門職がそろっており、必要に応じて企業内の保健活動を支援して下さるそうです。企業と医療機関がネットワークを築くことで産業保健がより向上するのは大変素晴らしいことだと思います。今後も予防医療ネットワークに期待しています。
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