亀頭の白いブツブツは治した方がいいの?(※赤いブツブツは?)

医師ペニスに関しては他人のペニスと比較する機会が殆どないために、ちょっとしたことでも気になってしまうものです。

様々な種類の包茎のように、ペニスの包皮に関しては比較的判りやすい部分ですが、亀頭や裏筋などはどうでしょう。

例えば亀頭の周囲に白いツブツブがあって気になっている、という方もみえますよね?

もしかしたらこれは性病なんじゃないか、治療しなければまずいんじゃないか……という不安があっても、誰にも明かせず困っている方も多いはず。

今回はそんな「亀頭のブツブツ」について解説していきます。

白いブツブツは無害?

もし亀頭の周囲に白いブツブツができているという方は、安心してください。それは「真珠様陰茎小丘疹」と呼ばれる、極自然にありうる生理現象です。

亀頭や包皮に生じた大きさのそろったイボ状の白い塊が「真珠様陰茎小丘疹」です。その正体は、単純に脂肪の塊が複数発生しているだけ。性病のように感染する危険があるものと違い、全く無害です。

男性では10%ほどの確率で自然発生し、女性にも似たようなものがあるのだとか。また、包茎によって恥垢が溜まりやすい場合、なりやすくなるという説もあるそうです。

無害とはいえ見た目が気になるという方は、レーザーでの治療も可能です。ただ、保険適用外となってしまうため費用は3~10万円と高額になりがち。

本当にどうしても気になるという場合以外は、そのままにしておいて問題ないでしょう。

赤いブツブツは危険?

動揺する男性

ですが、この「亀頭のブツブツ」の中には危険な性病だったというケースも。

もし亀頭にあるのが「赤いブツブツ」だった場合は注意してください。「尖圭コンジローマ」という性病である可能性があります。

この「尖圭コンジローマ」は真珠様陰茎小丘疹と同じように亀頭部分にツブツブができますが、色味は赤く、形状は鶏のトサカやカリフラワーなどに例えられます。

「尖圭コンジローマ」は性感染症であり、セックスをした場合はパートナーの女性器にも同様の症状が現れることがあります。

もし亀頭に「赤いツブツブ」が見えた場合は、すぐに専門医の診察を受けましょう。専門クリニックでは視認での診断や、組織採取による検査も可能となっています。

「尖圭コンジローマ」は更に悪化すると、将来的にガンを発症するリスクを伴う病気でもあります。

原因となる「ヒトパピローマウイルス」に、ガンになるタイプとならないタイプがあり、それによって保険適用の対象になるかどうかが決まります。

治療は主に外科的な処置が中心のようです。小さなものなら軟膏を塗って対処することもありますが、大きなものであればレーザー治療なども必要になります。

素人が判別するのは難しい

医師のサポート

「真珠様陰茎小丘疹」と「尖圭コンジローマ」という、2つのタイプの「亀頭のツブツブ」について解説しました。

ペニス全体に生じうる「ブツブツ」に関して言えば、「真珠様陰茎小丘疹」と同様に無害な「タイソン腺」や「フォアダイス」と呼ばれるものまであり、実際のところ、素人目でこれらを判別するのはなかなか難しいものがあります。

インターネットで様々なことを調べられる時代ではありますが、どんなにネット上の情報を頭に詰め込んだところで、私達は医療の専門家ではありませんし、正確な判断が確実にできる訳ではありません。

気になったら男性専門クリニックか泌尿器科の専門医に相談しましょう。

包茎手術もしたいならABCクリニックがお得?

ABCクリニックのブツブツ除去

もし、包茎手術を受ける予定があるなら、ABCクリニックを選べばブツブツ除去は無料になります。

亀頭のブツブツ除去だけでもコンジローム焼灼など10万円以上かかる場合もあり、包茎手術を受ける方はABCクリニックを選べばお得です。

ただしブツブツ除去については名古屋院、高松院は非対応になります。

ABCクリニックの公式サイト

亀頭のブツブツまとめ

医師大事なペニスの亀頭に部分にブツブツができれば動揺しても当然です。

「恥ずかしい」「考えすぎなのでは」、そんな風に悶々と考えていても始まりません。泌尿器科などを専門に扱う病院へ行って、医師に見てもらうことをおすすめします。

心配していたことが実は全く気にしなくて良いことだったというケースも、その逆に、大丈夫だろうと思っていたら重大な病気だったと解るケースも充分ありえます。

特に赤いブツブツが出来ていた場合は医師に相談してみて損はありません。あなたのペニスを是非いたわってあげてください。